「フィモーラ 無料って、どこまでできるの?」「期限ある? 透かしは?」——はじめてでも迷わないように、やさしい言葉で必要なところだけギュッとまとめました。無料版の中身 → 入れ方 → まず何を触ればいいか → 気をつける点 → 有料化の判断、まで**スマホで読みやすい“左寄せ×リスト中心”**でお届けします。
(WordPressは基本左寄せです。もし崩れたら段落ブロックの整列を左にしてください)
まずは結論
- 無料の利用期限:なし(ずっと使える)
- 一番の注意点:**書き出し動画に大きな透かし(ウォーターマーク)**が入る
- 商用利用:透かし入りのまま実質NG(公開・納品には向かない)
- AI機能:一部は無料で試せる。ただし強めのAIはクレジット/課金が必要
- 向いている人:
- とにかく操作感を落ち着いて試したい
- 短い動画で編集の流れをつかみたい(公開は有料切替後に)
- ほかのソフトが難しい/重いと感じた人のリトライ
- 無料→有料の切替タイミング:
- 透かしなしで出したい動画ができた
- AI字幕・自動処理を本格的に使い回したい
- 副業/案件で使う予定が見えた
無料版で“実際に”できること・できないこと
- できること
- カット/トリム/分割/結合
- 速度変更・逆再生・簡単な色調整
- テロップ・タイトル・BGMの追加
- 一部AI(ノイズ低減・スマートカット など)
- できない/厳しいこと
- 書き出しに透かし → 公開や納品は向かない
- 有料エフェクトや重めのAIはクレジット/課金が必要
- ストック素材の商用OK/NGは素材ごとの規約確認が必須
まとめ:無料は「触って流れをつかむ場所」。作品公開や納品は有料切替でいきましょう。
はじめての人向け:入れてすぐ編集まで(5ステップ)
- 公式サイトで「無料ダウンロード」をタップ
- ダウンロードしたらそのままインストール
- 起動 → Wondershare IDでログイン(なければ2〜3分で作成OK)
- 新規プロジェクト → 画面比率(16:9 / 9:16 など)を選ぶ
- 素材を入れて → 切って → テロップ → BGM → 書き出し
- この時点の書き出しは透かし入り。動作チェック用と割り切ればOK
すぐ見栄えが整う“最初の型”
- プロジェクト設定
- 解像度:1080p(1920×1080)
- フレームレート:30fps(素材が60fpsなら60でもOK)
- 作業の順番(迷ったらこの通り)
- いらない部分をカット(言い淀みや長い沈黙)
- 音声はノイズ低減を“弱〜中”で軽く
- 色は自動補正→彩度や明るさをちょい足し
- タイトルは冒頭3秒+見出し(テンプレで十分)
- BGMは目立たせない。会話が主役。
- トランジションはフェード中心。入れすぎない
- サムネ用にフレームを書き出し(画像で保存)
- 音量の目安
- しゃべり:-12〜-6 dBくらい
- BGM:-25〜-18 dBくらい(下支えに徹する)
コツ:“足し算より引き算”。盛りすぎると一気に素人感が出ます。
無料で触れるAI:これだけ使えばOK
- AIスマートカット:無駄をサクッと削ってラフ編集が早い
- AIノイズ除去:空調や街ノイズをやわらげて声を前に
- オートリフレーム:横長→縦/正方形に自動で合わせる(ショート用)
- AI字幕(体験範囲):短い動画で精度チェック → 本運用は有料化で
ポイント:AIは2つだけ選んで使う。全部ONはバグりやすく、仕上がりも不安定になりがち。
無料版でハマりやすい罠と回避ワザ
- 透かしが邪魔
- 対策:公開・納品が見えたら早めに有料へ
- 有料素材がまぎれてる
- 対策:王冠/カートなどのマークが付いた素材は購入前提。無料だけで構成を固める
- AIクレジットがすぐ減る
- 対策:1本につきAIは2種類までに絞る
- 重い・カクつく
- 対策:プロキシON、プレビューは1/2、他アプリは閉じる、素材は内蔵SSDに
他の無料ツールと比べたら?
- とにかく簡単に始めたい → フィモーラ無料(UIが素直で迷いにくい)
- 完全無料・透かし無しで最低限 → iMovie(Mac)
- 本格編集・無料でも強い → DaVinci Resolve(学習はちょい大変)
はじめての一本を最短で仕上げるならフィモーラ無料 → 有料で透かし解消が一番スムーズ。
有料切替の見極めチェック
- 透かしなしですぐ公開したい動画がある
- AI字幕や自動ダッキングを毎回使いたい
- 副業/案件で動画を納品したい
- テンプレやエフェクトで時短したい
→ 2つ以上当てはまったら、切り替え時。
かけた時間が短くなって、透かし問題も一度で解決します。
もし迷ったら:おすすめの選び方(ざっくり)
- 長く使う・安くおさえたい → 買い切り(永続)
- 最新機能を常に追いかけたい → 1年プラン(サブスク)
- PCもスマホも使う → マルチプラット年プラン
- 素材の商用利用が気になる → 各素材の規約を必ずチェック
価格はセールで変動。公式の割引が出ていないかだけ、購入前にサッと確認するとムダが出ません。
スマホ動画 → 無料編集 → 公開直前まで(縦動画の実戦フロー)
- 撮る:4K/30fps or 1080p/30fps、露出ロック、外部マイクだと安定
- 移す:AirDrop/ケーブルでPCへ → 内蔵SSDに保存
- 作る:9:16の縦型で新規 → ラフカット → ノイズ → BGM-20dB → テロップ → 色微調整
- 出す:まずは透かし入りでチェック(誤字・色・音量)
- 仕上げ:OKなら有料に切替 → 透かしなしで最終出力
- 公開:YouTubeショート/TikTok設定でエクスポート
実はこれが一番つまずかない流れ。やって学ぶのが最速です。
よくある質問(サクッと版)
- Q. 無料の期限は?
A. ありません。ずっと使えます(ただし透かし入り)。 - Q. 商用で使える?
A. 透かし入りは実質ムリ。公開・納品は有料切替で。 - Q. 無料でAIはどれくらい?
A. 体験できる分はある。本格運用はクレジット/有料が必要。 - Q. パソコンが非力でも動く?
A. 1080pならOK。重いときはプロキシ&プレビュー1/2に。 - Q. iMovie/DaVinciと迷う…
A. 最短で形にするならフィモーラ。完全無料はiMovie、プロ志向はDaVinci。
トラブル時の“まずやる3つ”
- 書き出しで止まる → 保存先を内蔵SSDへ/一時ファイルを掃除
- 音が割れる → マスター**-1〜-2 dB**、BGMは**-20 dB前後**に落とす
- 字幕がズレる → 素材のフレームレート統一(混在はズレのモト)
まとめ
- フィモーラ 無料は、期限なし×やさしい操作で“まず一本作る”のにピッタリ。
- 透かしがあるから、公開や納品は有料切替で仕上げるのが現実的。
- AIは必要な分だけ。作業がラクになったと感じたら、費用は十分回収できます。
- 迷ったら——無料で触って1本作る → 透かしの壁で判断 → 有料で仕上げ。これが最短ルートです。
さあ、まずは無料で3分の短編を1本。形になったら、次は“透かしなし”で世に出しましょう。



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